キャンドルの知識

  偉そうに、知識などと・・・・

そもそもローソクはなんで出来ている?

 ヨーロッパでは古くから蜜蝋から作られたローソクが使われていました。

 1850年に石油を原料とするパラフィンワックスが使われ始め現在に至っています。

蜜蝋(Bees Wax)は現在でも用いられており、独特の香りを好む方もいらっしゃいます。

日本では、ウルシの仲間の『ハゼ』の実から採った蝋により、ローソクが作られてきました。

ただ、近年はその採取量が減少したため、パラフィンワックスの成分を調整した代替品も多く使われて

います。

 手作りをする方の中に食用油を凝固剤で固めて使われている方もあるようです。

要は、芯が吸い上げて燃えれば好いわけですが・・・・・

 Y・U CANDLEはパラフィンワックスを使っています。(コーン油じゃありません)

芯のはなし

 ローソクに使われている芯はたこ糸ではありません!(と、時々聴かれるもので)

 今ではあまり考えられない事なのですが、昔のローソクは時々、芯を切らなければなりませんでした。

これは、芯の先に煤がたまり(後述)照度を落としたり、発煙するためで、主な照明として使われて

いた時代には深刻な問題だった訳です。

 これが解消されたのは1820年にフランス人によって現在の芯が発明されてから。

何が違う?

 炎の温度は外側が一番高い(ローソクでは1000℃以上!)のはご存知でしょう。

燃えているローソクの芯は必ず曲がって、外炎部に近づいているはずです。

これにより、先に溜まる煤を完全に燃焼させてしまうのです。

そして芯切りも不要となり、発煙も少なくなりました。

 芯の種類は平芯、組芯、コア芯などがあり、ワックスの種類やローソクの径、用途により

使い分けます。

 コア芯とは中央に金属や丈夫な繊維が入っているもので、フローティングキャンドルやジャー

キャンドル(ガラス瓶にワックスをいれたキャンドル)などの、短かったり、周りのワックスが液体化

してしまう場合に自立させる必要のある時に用います。 

「垂れ」と「煙」

 芯がワックスに比べ細すぎると、吸い上げきれずに周りに垂れることになります。

逆に太すぎると、吸い上げるワックスが不足し、発煙する原因になります。

これは添加する材料によっても違うため微妙に変わってきます。

 基本的には垂れもせず、発煙もしない状態が最良ですが、ハンドメイドの場合には入手できる

芯にも限界がありますので、Y・U CANDLEではどちらかというと、垂れる側に設定しています。

(あまり、垂れませんけれど)

 なお、室内の空気の流れ(風と言うほどでは無く)が発煙の原因となることもあります。

色について

 色の素となっているものには大きく分けて「染料」と「顔料」があります。

 水や油に完全に溶けこんでしまうのが「染料」、微細な粒子となるが、溶け込まずに混ざり合って

いるのが「顔料」です。

因みにパステル、クレヨンなどは顔料です。

 キャンドルでは染料が主体ですが、両方の色素が使われ一長一短があります。

 太目のキャンドルで顔料を大量に使った場合、ワックスだけ燃焼しますので顔料の 粒子が芯に付き

・・・・最終的にはワックスの吸い上げを邪魔し、炎が消えてしまいます。

 一般的に使われる染料は、顔料に比べ燃焼への障害が無いのですが、日光や蛍光灯の光に

長時間さらすと褪色の原因となります。

また、色の種類によっては周囲へにじんで広がることもあります。

参考文献 「石油ワックスの進歩」日本精蝋

       「the complete candlemaker」Lark Books

Y・U CANDLE